商品紹介 — 時計

Rolexが2022年の新作コレクションを発表

投稿者 : 近藤薫 on

現在スイス・ジュネーブで開催中の時計見本市「Watches and Wonders Geneva 2022」にて、(ロレックス)〉が2022年の新作コレクションを発表しました。 今回お披露目されたモデルの中でまず注目を集めたのは、かねてより噂されていた(GMT マスター II)の新作です。グリーンとブラックのベゼルが目を引くこのモデルは、従来とは異なりケース左側にリューズを備えているのが大きな特徴です。また、24時間目盛りにより、先端が三角形のグリーンの24時間針と組み合わせることで、2つ目のタイムゾーンの時刻を読み取ることができます。さらに、キャリバー 3285を搭載することで堅牢性と信頼性を兼ね備えたモデルになってます。    次に取り上げるのは、ケースが40mmに変更された新作のAir-King(エアキング)。ケースサイドが直線的になったことに加えてトゥインロックリューズも大きくなり、リューズガードを備え、オイスターブレスレットのバランスも見直されたことで、よりモダンな佇まいになりましたね。また、初のセーフティキャッチ付オイスターロッククラスプを搭載。さらに、最適化されたクロマライト ディスプレイを採用したことで、暗闇で最大限の視認性を発揮します。    (ディープシー)と(ヨットマスター)もアップデートされた新作が登場しました。Deepseaは美しいブラックセラミックベゼルとルミネッセンスを施した大きなアワーマーカーが特徴で水深12,800フィート(3,900m)までの防水性能を誇り、60分目盛り入り逆回転防止ベゼルにより、ダイバーは正確かつ安全に潜水と減圧の時間をモニターすることが可能に。Yacht-Masterは18CT イエローゴールドのケースと優れた視認性を誇るブラックダイヤルの組み合わせがエレガントですね。 〈Rolex〉の2022年新作コレクションの全ラインアップは、ロレックスの公式サイトでご確認ください。

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相場上昇中の『ミルガウス』今後も価格上昇か?

投稿者 : 近藤薫 on

ロレックスの中でも異色の存在感を放つミルガウスの第三世代Ref.116400は、今後、価格が急騰する可能性を秘めたモデルとして注目を集めてます。 フランス語で「Mille (1000)」を意味するその名の通り、ミルガウスの特徴は最大1000ガウス(8万A/m)という超磁気耐性を持つ時計です。 初代が発売された1954年当時、発電所や医療施設、研究所など磁器の強い現場で働いていた人々は、「磁気が原因で腕時計がすぐに壊れる」という悩みを抱えていました。磁気耐性がある腕時計は50~100ガウスが限界だった時代、ミルガウスの強力な耐久性は腕時計の革命として賞賛を浴びました。ロレックスにとっては、磁気耐性というコンセプトを自社の商品に取り入れた初の試みでもありました。 しかし、当時は耐磁気腕時計の需要があまりなかった事と、同時期にサブマリーナーやGMTマスター、エクスプローラー、デイデイトなどの人気モデルが続々と発売されたことで、ミルガウスは長年にわたりあまり人気が出るモデルではありませんでした。 イナズマ針を採用した個性的な文字盤のデザインも、あまり万人向けしないのが理由の一つでもありました。1970年代にはデザインを一新した第二世代(Ref .1019)を発表しましたが需要は伸びず、1988年には一時生産中止となりました。 初代モデルのイナズマ針、2代目モデルのポリッシュベゼルをイメージソースとして116400が発表されます。    登場は白黒の文字盤展開。 オレンジのカラーのイナズマ針は当初は賛否両論ありましたが、現在はミルガウスのアイコンの一つとなってます。 また、ロレックス唯一の風防を変えたモデル116600GVも発表します。GVとはフランス語でガラスが緑という意味なんだそうです。 こちらは緑の色味を考慮して偽物防止の王冠マークが存在しません。 インデックスも他のモデルとは違い、3.6.9がオレンジの夜光りです。 色のコントラストがとてもオシャレですね。 黒と緑とオレンジがちょうどいいカラーバランスを保っています。 2014年になるとZブルーという文字盤が追加されます。これはただのブルーではなくジルコニウムを含ませることで色味が他のサンレイのブルーより淡い色味になります。 すごく神秘的で特徴的なブルーですね。 現在はGVのみの展開となっておりますが、近い将来、モデルチェンジする可能性も高まっているため、全世代を通して今後さらなる値上がりが期待できるかも知れません。ロレックスの中でもコンセプト、ディテール共に異質な存在ミルガウス。今後の価格動向が気になるモデルです。

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ロレックスの保証書の重要性

投稿者 : 近藤薫 on

ロレックスの保証書は発行された時期によって仕様が異なります。 一つは「紙タイプ」。もう一つは「カードタイプ」。大きく分けると、この二つに分類され、カードタイプは年代によって三種類のデザインが存在します。 また、 再発行はできるの?  名前を消された保証書は価値があるの?  保証書の有無が買取に与える影響は?  など、気になる点をご紹介します。 保証書(ギャランティー)とは? 保証書はメーカーの保証期間を示す証明書です。 保証期間とは、正常なご使用で、内部機械が故障した場合のみ無料で修理・調整を受けることができる期間のことで、ロレックスの保証期間は5年に設定されています。保証期間は販売店で記入された購入日から起算されます。 国内正規店で時計を購入した場合は、その購入日から。並行店にて並行輸入新品を購入した場合は、販売店が海外業者から買い付けをした日付けから保証が開始されます。   ロレックス保証書の種類 ロレックス保証書の種類は以下の通りです。  現行:緑色のシンプルなカード 1世代前:緑と白のツートンのカード 2世代前:濃いグリーンのカード それ以前:紙  現行のカードに切り替わったのは2020年の春頃からです。なお、1世代前の保証書は2013年〜2020年まで、2世代前の保証書は2007年~2013年まで発行されていました。2006年以前には紙の保証書が発行されています。   ロレックス現行保証書 こちらは新しく発行された最新のカード保証書です。ROLEXロゴが金字になったことで、洗練された印象を与えるようになりました。 これまでの保証書よりもシンプルなデザインとなっており、深みのある緑色が印象的でロレックスにぴったりですね。 裏面には「型番」「シリアル番号」「購入日」が記載されます。以前よりもシンプルなデザインとなっており、印字する部分が「購入日」だけになっているのも特徴的ですね。 旧タイプの保証書には「購入者の名前」「国番号」「販売店名(住所)」の記載がありますが、新型の保証書にはそれがなく、カードの側面はゴールドで縁取りされています。   保証書の再発行について 保証書はメーカーの保証期間を示すだけでなく、型番やシリアルナンバーといった情報が記載されている最も重要な付属品です。いつどこで誰に発行されたかも厳格に管理されており、正しく使用されるよう細心の注意を払って保証書は作られています。 そのため、如何なる理由があっても再発行はできません。ロレックスの保証書は「時計1本に対して1枚のみ」という、揺るぎないルールがあります。 紛失したので再発行して欲しいと問い合わせても、再発行はされないはずです。なお、保証書を再発行しない理由としては、不正利用や改ざんを防ぐ目的があります。 ロレックスは世界中で人気を博すトップブランドであるため、コピー品の流通だけに留まらず、保証書の改ざんも度々行われます。保証書の再発行を認めてしまえば、不正の助長に繋がりかねないので、どのような書類を持ち込んだとしても、再発行されることはありません。 また、名前の部分を塗りつぶしてあったり、削られたりしていても保証は有効ですが、加工跡がある場合は無効となる場合もあるそうです。 名前が消されている保証書について 中古でロレックスを購入した場合、名前が消されている場合があります。しかしながら、例え名前の部分が塗りつぶされていたとしても、保証書としての効力は変わりません。 保証書に関しての規定が厳しいロレックスですが、並行輸入でなければ中々手に入らない現状もあってか、名前の塗りつぶしに関しては寛容です。ただ、海外のバイヤーや一部の業者はこの塗りつぶされた保証書を嫌う傾向にあります。 他国から仕入れたロレックスは、保証書が「空白の状態」であることが多く、日本の保証書のように名前を消した跡がある保証書は稀みたいです。 購入する側も消された痕があるのは敬遠してしまいますよね? 購入後の販売にも影響してしまうかもしれないのでチェックしておきたいですね。 保証書がない場合の買取額への影響 「純正の箱」や「保証書」といった附属品は全て時本体の付加価値を高めるものであり、査定額は高くなります。 特に替えの効かない保証書の有無は買取額に大きな影響を与えます。もちろんモデルによって金額の変動には差がありますが、数万円の差が出ることは珍しくありません。ロレックスの標準的な付属品は「箱」「保証書」「その他冊子類」なので、これら全てが揃っている状態で買取に出すことが高価買取を実現させる秘訣となります。 再発行されないロレックスの保証書は信頼性が高く、保証期間が過ぎていても本物という証明になるため、それだけで価値があります。 例えば旧型デイトナ116520や16520であれば、保証書の有無で30万円以上買取額が変わります。現行デイトナであれば50万円近くの価値を持つ場合もあります。 現行のサブマリーナやGMTマスターの保証書も10万円程度の価値があります。これを踏まえると、いかに保証書が資産価値が大きく重要なのかはお分かりいただけると思います。 ※純正BOXについては1万円程度の価値となります。

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ロレックス2021年の価格動向は?商品の供給不足と世界的な品薄の現状

投稿者 : 近藤薫 on

全ての人気高級時計ブランドにおいて2021年の動向として挙げたいのが、供給不足と世界的な品薄の加速です。 これは世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)が原因として挙げられております。この中で破産に追い込まれたブランドもありました。 新型コロナウイルスは、私たちの生活様式を一変させ、現状でも感染力の強さは人やモノの行き来を大きく制限させており、他国との貿易や、国内でも交流が避けられるようにになってしまいました。各国ではロックダウンや緊急事態宣言が発令され、多くの飲食店やショップが休業や時短営業を余儀なくされているのが現状です。 その中で、時計メーカーの工場も供給ストップせざるを得ない状況となりました。ロレックスも然り、入荷に影響が出ており各国で商品の品薄が発生していると考えられます。 そんな中で昨年から大幅な価格改定に踏み切ったブランドも少なくありませんでした。ロレックスでも、いつまた価格改定が行われても不思議ではない背景があると考察できます。  なお、新型コロナウイルスはメーカー側の定価改定事情のみならず、実税相場にも影響していると思います。貿易や海外との業者間取引が制限されたことにより国内市場への海外仕入れがしづらくなっているのが原因です。これによって多くのブランドの流通量が低減することになりました 一方で新型コロナウイルスで需要も一緒に低減しているかと言うとそうではありません。むしろ、緊急事態宣言が長引く事により、旅行やイベントでお金を使わなくなったことも関係してるのか、依然としてロレックスに関しての需要は高まり続けています。ロレックスは資産という考えがより高まっていると思います。 需要は落ち着くどころかむしろ高まっているのに、品薄ということもあり「需要と供給」の法則に従えば、相場が今後も上がるのは明らかです。掲載しているRef.126710BLNRに関しても昨年の4月の緊急事態宣言中は一時的に価格は下がりましたが、その後は徐々に価格は上昇して以前の価格相場まで戻りつつあります。供給量が増えない限りは価格の大幅な下落はなく、この状況下では供給量は増えるとは考えにくいので今後は少しづつ値を上げていくと思われます。 これはロレックスだけでなく、多くの人気ブランドに言えることでしょう。ただその中でもロレックスがきわめて相場高騰が顕著であることはご存知の通りです。ヴィンテージ市場も益々価格は高騰していくと考えられます。 2021年現在、今年も新型コロナウイルスの影響はまだ続くと言った見方が優勢です。ワクチン開発や感染症対策の周知は進んできていますが、すぐにこの状況が劇的に改善されるとは考えにくいでしょう。 そのため2021年も時計ブランドの供給不足および品薄は加速して、結果としてロレックスの定価改定のみならず、相場の上昇傾向は続くことが考えられますのでまだ価格が落ち着いてる今が購入時期にはお勧めなのかもしれません。    

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温度で色が変化する!? イタリアから上陸したカメレオン腕時計

投稿者 : 近藤薫 on

クリスマスシーズンも近づいてきて、プレゼント選びに悩んでる方も多いのではないでしょうか?そんなプレゼントにもピッタリなユニセックスブランド“KAMAWATCH(カーマウォッチ)”をご紹介させていただきます。 KAMAWATC カーマウォッチ もともとは時間を表示する道具だった腕時計ですが、現在は時間を知る道具としての役割に加え、ファッションアイテムとして腕時計を着用する人の方がほとんどなのではないかと思います。    そんなユーザーのニーズもあって、ここ最近は工具なしで簡単にベルトを付け換えてアレンジを楽しむことができる腕時計が増えていますが、時計の見た目をアレンジするという点に注目して、さらに大胆なアプローチを実現しているのが、色が変化するこの時計です。 “KAMAWATCH(カーマウォッチ)”は、イタリア人デザイナーのラファエレ ぺトルツェッリが、同じくイタリア出身で、現在はアメリカのマイアミを拠点に活動する実業家ラファエレ カポフェッロと立ち上げた新進ファッションウォッチブランドです。日本では、ビームスやナノユニバースなどのセレクトショップで販売されております。       時計本体は、時計好きならば知らない人がいないであろう1970年代に登場した有名ラグジュアリースポーツウオッチからインスパイアされており、八角形のベゼル、ケースとブレスレットを一体型にしたフォルムなど、アイコニックなスタイリングを大胆にカジュアルダウンしたデザインがとても印象的です。    ベゼルと裏ブタは金属製ですが、ケースはポリカーボネートがベースになっており、“Thermic Technology”をコーティングしているので一見重厚ですが、見た目とは裏腹な軽さと快適な着け心地を備えています。ケースは一体型の設計になっており、両開きのバックルに向けて徐々にシェイプされたデザインにより、すっきりとした見た目と、良好な装着感を備えています。40mmというケースの大きさも大きすぎず、小さすぎず男女共に兼用できます。 価格も1万円代とお手頃な価格になってますので、これからのクリスマスシーズンのプレゼントや日常の遊び時計としてはピッタリなブランドですよ!

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