ロレックス2021年の価格動向は?商品の供給不足と世界的な品薄の現状

投稿者 : 近藤薫 on

全ての人気高級時計ブランドにおいて2021年の動向として挙げたいのが、供給不足と世界的な品薄の加速です。

これは世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)が原因として挙げられております。この中で破産に追い込まれたブランドもありました。

新型コロナウイルスは、私たちの生活様式を一変させ、現状でも感染力の強さは人やモノの行き来を大きく制限させており、他国との貿易や、国内でも交流が避けられるようにになってしまいました。
各国ではロックダウンや緊急事態宣言が発令され、多くの飲食店やショップが休業や時短営業を余儀なくされているのが現状です。

その中で、時計メーカーの工場も供給ストップせざるを得ない状況となりました。ロレックスも然り、入荷に影響が出ており各国で商品の品薄が発生していると考えられます。

そんな中で昨年から大幅な価格改定に踏み切ったブランドも少なくありませんでした。ロレックスでも、いつまた価格改定が行われても不思議ではない背景があると考察できます。

 なお、新型コロナウイルスはメーカー側の定価改定事情のみならず、実税相場にも影響していると思います。貿易や海外との業者間取引が制限されたことにより国内市場への海外仕入れがしづらくなっているのが原因です。これによって多くのブランドの流通量が低減することになりました

一方で新型コロナウイルスで需要も一緒に低減しているかと言うとそうではありません。むしろ、緊急事態宣言が長引く事により、旅行やイベントでお金を使わなくなったことも関係してるのか、依然としてロレックスに関しての需要は高まり続けています。ロレックスは資産という考えがより高まっていると思います。

需要は落ち着くどころかむしろ高まっているのに、品薄ということもあり「需要と供給」の法則に従えば、相場が今後も上がるのは明らかです。掲載しているRef.126710BLNRに関しても昨年の4月の緊急事態宣言中は一時的に価格は下がりましたが、その後は徐々に価格は上昇して以前の価格相場まで戻りつつあります。供給量が増えない限りは価格の大幅な下落はなく、この状況下では供給量は増えるとは考えにくいので今後は少しづつ値を上げていくと思われます。

これはロレックスだけでなく、多くの人気ブランドに言えることでしょう。ただその中でもロレックスがきわめて相場高騰が顕著であることはご存知の通りです。ヴィンテージ市場も益々価格は高騰していくと考えられます。

2021年現在、今年も新型コロナウイルスの影響はまだ続くと言った見方が優勢です。ワクチン開発や感染症対策の周知は進んできていますが、すぐにこの状況が劇的に改善されるとは考えにくいでしょう。

そのため2021年も時計ブランドの供給不足および品薄は加速して、結果としてロレックスの定価改定のみならず、相場の上昇傾向は続くことが考えられますのでまだ価格が落ち着いてる今が購入時期にはお勧めなのかもしれません。

 

 

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