ロレックス(ROLEX)」と「チューダー(TUDOR)」が8月1日の今日、国内希望小売価格を改訂した。高値水準が続くスイスフランの影響による国内外の価格差を調整するため、全モデルを約5%値上げした。
ロレックスの人気モデルでいうと、ステンレスモデルのコスモグラフ デイトナ(116500LN)が138万7100円から145万7500円に、サブマリーナ(124060)が85万4700円から89万7600円に、サブマリーナ デイト(126610LN)が96万5800円から101万3100円に、グリーンサブマリーナ(126610LV)が100万9800円から106万400円に、エクスプローラー(124270)が67万6500円から71万1700円に、GMTマスター2(青黒:126710BLNR、赤青:126710BLRO)のオイスターブレスが99万8800円から104万9400円に、ジュビリーブレスが102万800円から107万2500円に、シードゥエラー(126600)が123万900円から129万3600円に改訂。そのほか、デイトジャストやデイデイト、オイスター パーペチュアルなども値上げした。
チューダーの人気モデルでは、BLACK BAY FIFTY-EIGHT BRONZEが49万600円から51万4800円、BLACK BAY CERAMICが51万2600円から53万9000円、BLACK BAY GMTのスチール製ブレスレットが43万8900円から46万900円(すべて税込)となった。
上記はYahooニュースからの情報ですが、このタイミングで5%の値上げはかなり思い切った値上げをしたなと感じます。とは言え「もはや定価では買えない」そう騒がれるようになって久しいロレックスなので驚きはありません。
世界的にも圧倒的な品薄によって正規店ではほとんど購入できず。一方で供給を大きく上回る需要から、並行市場に流れる個体は凄まじいまでに高騰しており、価格上昇は留まるところを知りません。
また、度々の価格改定は実勢相場が上がりすぎた結果なのでは?と言った声もあります。
ご存知の通り、ロレックスの人気モデル(加えて一部のブランドの人気モデル)は今や、定価で購入することが困難となりました。圧倒的に高い需要とそれに喚起された品薄のため正規店で入手できず、結果的に市場価格が高騰を続けている状態です。
ロレックスは非上場企業であることに加えて徹底した秘密主義。こういった中で、実勢相場に合わせる形でロレックスが値上げを敢行したのではないか…?なども推測できます。
そこで一番気になってくるのが2021年のロレックス相場への影響です。
ロレックスは世界的にも需要が非常に高く、全ての国でプレミア価格を叩き出しているのが現状です。世界的に値上がりすれば、価格相場もさらに上昇するであろうことは間違い無いでしょう。
2020年は新型コロナウイルスの影響で一度ロレックス相場が下落しましたが、その後はまた上昇し、ロレックス相場を過去最高値にまで持っていく結果をも誘発しています。コロナの影響で需要は高まったが逆に品薄状態が続き今後も価格上昇は続いていくと思われます。
まだ現状ではマーケットの相場も落ち着いてますので価格高騰する前に購入を検討するにはいいタイミングなのかもしれません。この機会に是非ロレックスの購入を検討されてはいかがでしょうか?