ロレックス 文字盤交換のサービス改訂

Posted by 近藤薫 on

どんなに気に入ってる時計であれ、長年使い続けているとデザインに飽きが生じる事ってありますよね?そんな時に活用したいのが文字盤交換です。

20年前は特に規制もなく、GMTのベゼルやデイトナの文字盤を交換したりして新鮮な気持ちで楽しめたのが懐かしく感じます。文字盤交換のメリットは経年変化などでキズついた文字盤を新しいモノに変えることで、視認性や見た目を甦えらせることにも繋がります。

 近年のロレックスの文字盤交換には幾つかのルールがあり,それに該当するモデルでなければ交換することはできません。

まずはロレックスの文字盤交換に関する条件について確認していきましょう。

・カタログに掲載されている(いた)デザインであること

 ロレックスの文字盤交換は全てのモデルで、自由自在に行えるわけではありません。

上記はロレックスの文字盤を交換する上でのルールであり、これを満たすモデルだけが文字盤を交換することができます。

 ロレックスの文字盤交換において、可能となるのは現在カタログに存在しているデザイン、もしくは存在したことがあるデザインのみだそうです。

既にメーカーが供給をストップさせた文字盤も、交換対応はできなくなります。

・5年間の保証期間中は文字盤交換は不可

2022年5月21日に行われたサービス改訂により、新たに購入した商品に対し、保証期間内(5年)は文字盤交換不可という新ルールが施行されました。

これにより、文字盤交換を前提に購入することは不可能となりました。

以前であればオイスターパーペチュアルをシルバーで購入し、その後任意のカラーに変更することが可能でした。しかし、新ルールが適応されたことにより、保証期間が終わるまでは文字盤の交換ができなくなりました。今回のサービス改訂は基本的には新規購入に対する措置になります。

中古での購入の場合、保証書日付によっては新品を買うよりも早く文字盤交換を行える可能性はあります。

人気カラーをお求めの場合は、状態の良い中古をあえて選ぶのも賢い選択と言えるでしょう(ただし、ロレックスに希望の文字盤在庫が必ずあるとは限らず、生産数が稀少なバリエーションに関しては今後、交換対象外となる可能性もあるでしょう。

今回の改訂の対象は文字盤交換が可能だった全モデルが対象となります。

新品で購入した場合、5年間は同じ文字盤を使い続けなければなりません。

文字盤交換が出来なくなった分、カラーは更に慎重に選ぶことが重要となりますね。

 

 

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